投稿者:伊藤 弘一

この度の大友武様、ご逝去の報を受け、まだまだ信じられませんし、誠に残念です。
ご冥福をお祈り申し上げますとともに奥様とご一緒に、安らかにお眠り下さい。

大友武様とは1999年4月に、財団法人 産業雇用安定センター宮城事務所((厚生労働省の外郭団体。以下、産雇センター)でご一緒させていただいてからの約22年のお付き合いになりました。
当時は二日町の熱海工務店ビルの2階に入居していました。
(当時は3階に、東洋ワーク様が入居されており、現社長の猪又様とも情報交換をさせていただいておりました)

産雇センターでは、「企業間の人材の架け橋」として、「出向」や「移籍」の支援をしており、主に、事務所各スタッフの出向元の人材の支援を展開しておりました。
大友様は県内企業を精力的に訪問され、人材の流動に拍車をかけていました。大友様の支援で県内企業や県外企業の総務・人事部門、経営部門への人材の紹介は相当なものでしたね。
その実績は宮城県の出向・移籍成立件数として「全国4位以内」に、大きく貢献されました。同様の実績が複数年有り、全国から注目を浴びていました。

想い出は、8月に開催の有った「東北・北海道ブロック会議」終了後の、個人的な小旅行。
・特急「ライラック」で、札幌からニセコへ。 車窓から飛び込んでくる壮大な大地と景色。
・途中、乗車中の特急車両と、エゾシカとの衝突による非常停止。(処置した肉はどこへ?)
・ニセコツインタワーへ、50歳前後の大人(男子)4名の宿泊。
・富良野のラベンダー畑ツアー、「北の国から」のロケ地の見学。
・旭川経由で、小樽見学。
などなど。楽しい思い出になりました。

大友様は在職中に、「出身母体の皆さんの“止まり木”を作りたい」と当時から仰っていましたね。
① 企業内で経験した技能技術を県内企業へ、そのノウハウを還元する機会の場の提供。
② 出身企業の皆さんとの懇親懇談、飲みニュケーションの場の提供。
③ 行楽、ゴルフなどでの交流。
④ 業務を通して知り合った上記、出向・移籍先の人事・労務部門の方々との積極的な情報交換の場の設定。
などなど。

設立や絡んだ各種団体は、
・「宮城県企業人材支援協同組合」の支援。
・「東北異業種交流会」の立ち上げと運営。
・「有限責任事業組合(LLP)」の設立と活動。
・「人事プロフェッショナル研究会」の設立と、大手企業の人事労務勉強会の開催や、高度人材の流動のサポート等。

その集大成として、『仙台マスターズ倶楽部』の設立として、今現在に至っております。
まだまだこれからという段階で、誠に残念でなりません。

「人結コーポレーション」の話に戻しますと、
個人事業主ですが上記内容を受けて、
・人材紹介会社への人材のご紹介のつなぎ役(特に、シニア層の人材)
・ビジネス情報の提供(企業の紹介)
などなど、ボランティアでサポートさせていただいております。
『世のため、人のため』が大友様の口癖。小生も同様に考えて、動いております。
以上です。
人結コーポレーション代表 伊藤 弘一