去る、6月14日(土)、東北歴史博物館界隈は昼前から生憎の雨模様でしたが、8名の参加を戴き、開催する事が出来ました。
会場となるの東北歴史博物館は、国府多賀城エリアに近接する施設で、1999年に開館して26年が経っています。
(仙台駅終業時) (東北歴史博館) (国府多賀城駅出口にて)
主な見学内容は、
①常設展:旧石器時代から近現代までの東北地方全体の歴史を、時代別の9つのコーナーに分けて展示
②特別展:春季特別展「QuizKnockと巡る江戸東京博物館展」(東北が江戸になる)
③今野家住宅:石巻市から移設した旧家ーーー雨天で時間も無く、見学中止 となりました。
(徳川家康座像)
昨年、「国府多賀城 創建、1300年」(神亀元年724年)の節目を迎えた「陸奥国府・鎮守府 多賀城」の政庁跡など、
「常設展」での東北地方の歴史、本物の史料や史跡、ジオラマ、デジタル映像等で詳しく研鑚する事が出来、改めて陸奥国府多賀城設置の重要性と発展を再認識出来ました。
特別展では、徳川家康の座像の顔が、一般に周知されているものと異なる点や、「江戸の町や文化、暮らしぶり」を再発見する事が出来、あっという間の2時間でした。
皆様ご存じかと思いますが、その政庁など焼失したのは、何故かと言いますと、国府創建後、暫くは比較的平和に東北の支配が進んでいたが当時、東北地方で大きな勢力を持った、朝廷に服従しない蝦夷(えみし)豪族の伊治呰麻呂(これはるのきみ あざまろ)が、その朝廷の東北支配に不満を持ち、780年(宝亀11年)反乱を起こし、朝廷の拠点だった多賀城を攻め落とし、焼失させたとの事です。
その後、再建されましたが、後三年の役においても軍事的拠点として機能した「陸奥国府」が、承徳元年(1097年)に焼失しました。
との事です。
政庁跡(模型)
いよいよ楽しみの「昼飲み」。いやいや、「LAUNCH」。隣接しているレストラン「&Sun(アンドサン)」にて。
勿論、乾杯はアルコールで。料理は、コース風のプレートで。メインは、多賀城で有名な「古代米のカレー」で、とても美味でした。食後のデザート・珈琲付きでした。
外は、相変わらず雨。窓から眺められる大きな池に、鯉が泳いでいました。
(乾杯)
次に、参加者有志からいただきました感想を、掲載させていただきます。
「このような機会が無いと、行く事も無かったので、とても良い機会になりました。」
「常設展も含めて、面白過ぎて時間が足りないくらい。」
「勉強になりますね!有意義な一日でした。」
「見学の後のお昼からの飲みも、とても満足でした。」
「雨でなければ、近くのアヤメ園、見学も良かったのですが、政庁跡も見学したかったです。」
などなど、感想をいただきありがとうございました。
当日は、仙台マスターズ倶楽部のシンボルマーク(ヴィスカリア(花))を、「小旗」にして目印として活用しました。
(ヴィスカリア 小旗に乾杯)
参加の皆様のご協力ご支援を戴き、滞りなく開催出来ましたこと、感謝致します。
最後に、次回の施設見学会の開催要望が有り、石巻市の中瀬に立地する「石ノ森漫画館(石ノ森章太郎記念館)」のリクエストでした。
レク活動G等で、前向きに検討していきたいです。
以上です。レク活動G 伊藤弘一