投稿者:伊藤 弘悦

メタ思考について

メタ(meta)というのは接頭語で「超越した」「高次の」というような感じで使われているのですが、Facebookが2021年10月にMeta Platforms に社名を変更したり、仮想空間を創出するメタバースは第1回メタバース総合展が今月10月26日-28日で幕張メッセで開催されるなど活発な動きとなっていますので「メタ」という言葉は随分身近になりました。
さて本題メタ思考に戻ります。
意味合いとしては自分の知っている範囲の思考に留まらず、物事を俯瞰してみると新たな事が、見えてきて、課題の解決の仕方が洗練されるということです。単に論理的課題解決だとAIが得意とするところです。                                      ここに思いがけない発想を入れることが出来ると魅力的な解が啓けると考えます。
先日、異業種の営業の方で構成される集まりに参加しメタ認知・メタ思考の話しをしました。 業界が異なるので競合しませんが、といって協業もしにくいということで何かヒントになるような話題を求められました。
営業の皆さんですのでセールスプロモーションや新規顧客開拓などに取り組んでおられるわけですが、自社の取引先を相互に紹介する程度でとどまっているのが悩みの様でした。
業種が異なってもキーワードや顧客の顧客を考えると共通項が生まれる要素はあります。
これを助けてくれるのが「なぞかけ」です。落語家さんが良くやる○○とかけて△△と解くそのこころはどちらも□□という、あれです。
一見つながりのないものが次元を変えてつながってくると面白いことが起きそうです。

参考 研修に使用の資料(要点)→ 1012メタ思考